Macbook pro(13インチ/2019)が常に爆熱でいよいよ壊れそうなので新しいノートパソコンを探していたところ良いノートPCを見つけました。それがドスパラで販売されている『GALLERIA A4-R』です。注文から2日ほどで届き、いろいろセットアップが終わったので使い心地の感想を書きたいと思います。
GALLERIA A4-Rを選んだ理由は別記事に書いています。
まず「GALLERIA A4-R」のスペック
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | インテル Core i7-13700H |
GPU | インテル Iris Xeグラフィックス(オンボード) |
メモリ | 16GB DDR5 |
SSD | 1T SSD (NVMe Gen4) |
その他 | LAN:無し |
USB | thunderbolt対応、PD給電可能 |
基本スペックにトッピングしてメモリ数を32GBにして購入しました。メモリは最近だと16GBはちょっと足りないことが多いので32GBです。今この記事を書いている段階でブラウザ起動して10タブ開いているだけなのですがメモリの30%を利用しています。
試しによく使うアプリを複数立ち上げてみると使用率35%まで上昇しました。12GBくらいの総量なので作業用BGMなんか再生しながらゴリゴリに作業しているときはメモリ16GBじゃやっぱり少し不安ですね。
試しにフォトショップで10000pxの画像を書き出そうとしたら40%の使用率だったので重い作業するときには余裕でメモリ16GB超えそうですね
比較対象のマイMacbook proのスペックは上記のようになります。インテル世代のものなので、GALLERIA A4-Rはそのまま上位互換したようなスペックです。
使用感
キーボードがですね、なんとMacbook proとほぼ同じ!CTRLキーの場所などWIN仕様なのは当たり前なのですが、その他の共通するキーの配列具合がほぼ一緒です。タッチパッドの反応もグッドですね。キーの押し心地はMacbook pro(13インチ/2019)より良いです。多少の跳ね返りがあるので叩くのが楽しくなります。若干カチャカチャ音は大きくなりますが静かな場所でタイピングしても目立たない音量です。カチャじゃなくてチャって感じの音。
あとタイピング中にボディーがペコペコなるノートパソコンがあると思います。GALLERIA A4-Rはキーボード部分も金属なのでペコペコしません!安物感は全くありませんよ。
電源が2種使える
当たり前ですが、普通の電源アダプターが付属でついています。そして右側の電源差し込む端子の近くにThunderbolt(USB-Cの強いの)が一つ、左側にUSB-Cが一つあります。このどちらからもUSB-Cによる給電が可能です。
つまりUSB-Cタイプの充電だったMacbookを使っている人はこれまでの電源が使えます。電源は5000円~8000円前後すると思うのですが、流用できるのはありがたいですねぇ。
ノーパソの電源って持ち歩くのが結構しんどいですよね?供給量は少なくなりますが、外出先で小さいスマホ用の充電器でも充電できます。
ただし注意点がある
ノートタイプのWindowsを使ってこなかったので知らなかったのですが、OSの機能で電源をつなげていない場合は性能がかなり落ちますね。一応給電していないときのCPU利用率を細かく調整したり、パフォーマンス重視設定に変更できるのですが電源を繋げていないと絶対に性能が落ちます。初期設定だとかなり性能が落ちるようになっていたはずです。
色々設定をいじってやっとUSB-C給電でも性能低下率が少なく済むように調整ができました。ブラウザでページを開くときにちょっと引っかかる程度(コンマレベルの時間)の低下具合なので外出先では十分かなと思います。外でもフルの能力を活用したい人は追加で普通の電源を購入したほうが良いかもしれません。
ちなみに電源アダプターを外すと性能が50/100%くらいになります。USB-C給電だと60/100%くらいです。これはゲームをやらないなら特に問題ないレベルだと思います。
ゲーミングスコアは後述しています
動作サックサク!ストレス皆無
性能が低いPCはブラウザのタブを切り替えるだけでもちょっとラグがあると思います。GALLERIA A4-Rはブラウザ操作ではラグをほぼ感じません。ALT+TABでのアプリ切り替えも一瞬です。USB-C給電でもフォトショップの立ち上げが丁度5秒くらいです。ノートパソコンでこれくらいの速度が出るなら十分なのでは?
ちなみに電源を外してバッテリー駆動だけでフォトショップの起動がどれくらいかというと…9秒です。ちょっとイライラします。バッテリー駆動はネットサーフィンくらいなら良いですがグラフィカルな作業には向いていません。タイピングオンリーなら問題ないですが頻繁にアプリを切り替える作業が多い人はイライラすると思います。これはWindowsのノートパソコンならどれも同じ問題を抱えているのでGALLERIA A4-Rが原因ではありません。
基本的に電源を繋げていればPC操作中に引っ掛かりを感じる瞬間が無いレベルで快適です。USB-C給電中もグラフィカルな作業でなければ違和感を感じないレベルです。完全にバッテリー駆動になるとWindowsの設定を開くのすら3秒~5くらいかかるようになります。
個人的にかなり負荷が大きい作業だと思っている、よく使うフォトショップのWeb用に保存で5000pxのPNGを書き出す作業をしてみたところ30秒程度でした。15000pxの書き出しも可能だったのでグッド!
1200px程度なら2~3秒です。しかもUSB-C給電中でこの速度なので結構速いと思います
発熱が少ないし、ファンも常に回ることはない
Macbook pro(13インチ/2019)が基準になってしまいますが、本体が全然熱くなりません。もちろん3Dゲームを動かすとファンが最大で回って本体もそこそこ熱くなっていきますが、通常の利用ではかなり静かです。本体底にレバー式のスタンドを設置しているので発熱しにくくなっている影響もあると思いますが起動しているだけでアチアチになるなんてことはないです。
フォトショップを起動して大きな画像を書き出したりする時はファンが反応しますが、グラフィカルな作業をしない人には安心して使えるノートパソコンだと思います。
この熱量が普通だと考えると僕の使ってたMacBook Proは完全にパーツが壊れてたんだろうな・・・USBホットカイロ叩いてる感じ
ゲームはできるのか?
FPSのロボクエストというゲームをちょっと起動してみました。このゲーム自体が非常に軽いため低スペックのPCでも遊べるんですよね。
結論から言うと「HDサイズ(1280px)の最低画質なら問題ない」でした。モニター自体が60Hzなのでそれ以上のヌルヌル感は体験できませんが30fpsは確実に出ています。
3D MARKでのベンチマークテスト
電源繋げてなくても性能を下げないように設定した後に計測した結果です。ちなみにUSB-C給電は60WのPDです。もしかすると90wくらいの使えば性能高くなるかも?現状は困っていないので買いませんが…。
電源あり
USB-Cで電源供給
電源なし
電源繋げていても3DMARKを起動している間ずっとカクカクしているレベルです。最後らへんだけスムーズですが、USB供給と電源なしだとずっとカクカク。
数値化すると電源有無での性能の違いがわかりやすいですね。
ちなみにパルワールドを起動してみましたが最低設定でもカクカクでした。プレイできなくはないレベルではあるものの遊びたくはないですね。マイクラとフォートナイトならできるのかも?
ちなみにこのスコアがどれくらいのレベルかというとゲームPCとしては最も低いレベルです。格安グラボが乗ってるだけでスコアが一気に上がります
【追記】フォートナイトで遊んでみたところ画質を調整すれば90fpsで遊べました!
最後に
メモリを増設したのでちょっと高くなりましたがデフォルトのままなら送料込みで15万ちょいで買えます。性能は申し分なく、これ以上の性能を望むならデスクトップPCの方が良いんじゃないかと思います。ノートパソコンで探すとかなりごつくなっていきますね。というかGALLERIA A4-Rを超えるならグラボを乗せたタイプのノートPCばかりになると思います。グラボ無しのノートPCの中では極限に安く最高スペックに近いものになっているかと。
性能高めで使いやすいノートパソコンとしてはかなり上等だと思います。正直Macbook proと比較しても使用感が同じです。ちょっと厚みが増えて性能が上がった感じ。
あとドスパラのローンは無利子なのもありがたかったです。
10年くらい使い続けたいです
コメント