Deep Researchがいつ使えるようになったのかわかりませんが、何か凄いとXで見ました。超ふわふわした感想ですが、みんなそんな感じなんじゃないでしょうか?
どちゃくそ長文で答えてくれるのに対しめちゃくちゃ突っ込んで色々引き出した答えを簡潔にメモとして残します。
Deep Researchよ、お前つかえるのか?

はい 使えます。人間には無理な事やっちゃってます
ということらしいです。
とにかく「網羅的」と押してきます。網羅的?通常チャットで深ぼればいいじゃない…そう聞くとGeminiは答えました。

無理やで
NotebookLMで良くね?そう聞くとGeminiは答えました。

あいつはただのReaderやで
じゃあDeep Researchは何なんだ…網羅的って…
両手広げて書類をかき集めるイメージ
机に散らばった書類をがさっと両手でかき集めて全部見て、そのなかで見つけた連絡先に全部問い合わせして、警察の地道な聞き込みのように酔っ払いのおっさんだろうが、公園で遊んでいる4歳児まで聞きまくりレポートにまとめます!ということらしいです。
ええ、人には無理ですね…。普通にAIチャットで調べ続ければDeep Researchと同じ動きができるのではと思いましたが無理そうです。
会話の中で個人的にかなり良いと思う特徴がありました。それが「SEOが弱いけど実は価値のあるページも探す」ということ。例えばゲーム攻略記事を書くとして、基本的に企業wikiのページが上位に表示され、ガチ検証しているページは出てこないことが多いです。そういうページって結構普段は全くゲームとは関係ないブログだったりしますので。そういうのも拾っちゃうのならかなり凄い。ただし、ほんとかよ?とは思う。
利用回数がネック、かつ情報の活用方法が難しい
Gemini proでDeep Researchは1日20~25回の利用らしいです。
そこで考えました、1回目にDeep Researchして後は通常チャットで深堀りしていけば良いんじゃない?と。Geminiに聞いたらその方法をオススメしてた。でも、疑問点が。
「はじめのDeep Researchで拾った情報は保持するのか?」
…しないらしい。
まとめ上げたレポートはもちろんチャットで活用できます。しかし調べ上げる道中のデータは置いてくるらしい。
つまり、質問の質を上げないと、結局は普通のチャットで調べるのと変わらない残念な結果になる可能性が高い。もちろん網羅的とGeminiが言っているように気づかなかった発見に出会える可能性もあるが、それが得なのかは別の話。
1点の情報に狙いを定められているのなら強い
Deep Researchの強みはとにかく深く深く調べ上げることです。ざっくり「今日のトレンドは?」と聞くとそれこそ本当に網羅的にトレンドをまとめます。逆に1つのトレンド、そのトレンドの特定の情報に焦点を当てて質問すればかなり強強な記事が書けそうです。
質問も「◯◯の◯◯について調べて」では駄目。
例えばゲーム記事なら下記のように指示の前置きをします。
「[ゲーム名]の[特定の武器名]について、世界で一番詳しく、ユーザー(プレイヤー)が喜ぶ情報が詰まったブログ記事を作成するための詳細なリサーチレポートを作成してください。以下の項目を網羅的に含め、複数の情報源(公式Wiki、攻略サイト、ユーザーフォーラム、YouTube動画のコメント欄、パッチノートなど)を横断的に調査し、整理してください。
その後下記のように情報を指定します。
- ◯◯情報
- 〇〇、〇〇、〇〇
- ◯◯分析
- ◯◯との比較
- 〇〇の場合の組み合わせ
- 〇〇
- ◯◯
- …
- …
これ考えるだけで1日終わっちゃいそうですね?そのかわりガッツリと調べ上げ、ファクトチェックもされたかなりクオリティの高い情報が集まります。
この辺りは指示するユーザー自身の専門性や知識力も必要になってくるので、結局のところAI使おうがなんだろうがその道のプロの人のほうが良い情報を集められるということになりそうです。
ただ、そこはAIをうまく活用して、そのDeep Researchのためのプロンプト作りを一旦相談してから掘れるのでやり方次第になりそうです。
Gemini Deep Researchの重要ポイントまとめ
項目 | 重要なポイント |
Deep Researchとは? | ユーザーの指示に基づき、Web上の膨大な情報を自動で検索・分析し、構造化された詳しいレポートを作成する機能。 |
通常チャットとの違い | 一問一答の「チャット」に対し、「リサーチ」は広範囲の情報を網羅的に調査することに特化している。 |
Deep Thinkとの関係 | Deep ThinkはGeminiの「思考能力」そのもの。Deep Researchはその能力を応用した具体的な「機能」の一つ。 |
回数制限 | Gemini Proの利用回数を消費する。さらに、それとは別にDeep Research自体にも1日のレポート作成上限がある(Proプランで20回/日など)。 |
情報の記憶 | 生成された「レポートの内容」は会話の文脈として記憶されるが、参照した全てのWebサイトの生データを記憶しているわけではない。 |
最強の使い方 | ①Deep Researchで広範囲の情報を集めてレポート化し、②そのレポートを元に通常チャットで深掘りする「合わせ技」が最も効率的。 |

とにかく覚えておきたいのは数百というサイト調べて情報ほりほりしてまとめてくれる。調べてた記憶は消えるが優秀なレポート残すので活用してって感じ
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