粉ミルクは水道水?ミネラルウォーター?作るときの最適な温度

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ミルクを実際に作り始めて疑問に思うことがいくつかあります。そのうちの2つが「水」と「温度」です。二人目の子が産まれて改めて調べ直したのでまとめておこうと思います。

目次

水道水とミネラルウォーターのどちらがいいのか

水道水/ミネラルウォーター

基本的に日本にいるなら水道水で大丈夫です。日本の水道水は世界一キレイで雑菌が繁殖しにくくなっています。ただし注意点が必要です。

  1. 水道管の質が住んでる土地で変わる
  2. 殺菌のための塩素(カルキ)がどれくらい影響があるかわからない

特に1の水道管の質は気をつけてください。東京は日本一浄水技術が優れていたりするので都会だから汚い…というわけではありません。古い水道管が問題なので築年数が経過しているアパートなどは気をつけましょう。
また、階数の高いマンションタイプにお住まいの方は特に注意してください。構造上、一度マンション上部の貯水タンクに水を引っ張り上げて各部屋に分配しています。貯水タンクに何が入っているかわかりません。業者が貯水タンクで水泳して遊んでいたなんてニュースもありましたね。

塩素(カルキ)に関しては気持ち次第だと思います。私は気にしませんし、子供も特に影響を受けているとは思えません。

上記2点が気になる場合はミネラルウォーターでミルクを作りましょう。

井戸水は駄目です

普通に考えれば解ると思いますが、井戸水は駄目です。どんなに綺麗でも絶対に使用しないようにしましょう。濾過された新鮮な水である可能性は高いですがバクテリアは繁殖しているためお腹にどのような影響を与えるかわかりません。

ミネラルウォーターでミルクを作る時の注意

水は軟水と硬水があります。ミルクに使う場合は絶対に軟水にしてください。大人でも硬水を飲み続けると身体に不可がかかります。どういうことかというと、水に入っているミネラルが排出されず尿道結石の原因になったりします。

日本で汲まれたミネラルウォーターであれば基本的には軟水です。つまり日本製のミネラルウォーターを使いましょう。

日本のミネラルウォーターであり、かつミネラルの量が少ないものを選択しましょう。

レンタルウォーターサーバーは気をつけよう

初めは良いのですが、ウォーターサーバーはどんどん汚れが蓄積されていきます。もちろんタンクは交換されるので清潔です。が、ウォーターサーバー内部にカビ等の雑菌が繁殖しやすくなっています。

本来水道水であれば使用頻度に応じて除菌されるのですが、サーバーに補充されるのは添加物が無い水です。これはカビ等の雑菌にとって居心地のいい環境を提供しているようなものです。もし、一旦水を本体に溜めてから排出する構造になっている場合はトイレのタンクより汚いかもしれません。

熱殺菌されているかチェック

ミネラルウォーターの中には熱殺菌されたもの、されていないものがあります。熱殺菌されていないものは一度沸騰させないと使えません。ミネラルウォーターは自然から汲んできた水だということを忘れないようにしてください。

オススメのミネラルウォーター

外出先でミルクが必要なときなどに利用しているミネラルウォーターがあるのでご紹介します。

それはいつでもどこでも買える「いろはす」です。いろはすは「軟水かつ殺菌済み」となっているので直ぐに使えます。最近は白湯が自動販売機で売っていることがあるのでミルク作りが非常に楽です。

粉ミルク作りに最適な温度

80度で作りましょう。

厳密には70度以上です。70度丁度だと本当に70度を超えたかわからないので80度くらいにしましょう。

なぜ80度なのか…それは菌を殺すためです。ミルクの粉が問題で、新品の状態でもサカザキ菌・サルモネラ菌が入っている場合があります。サルモネラ菌は聞いたことありますよね?卵についている菌でお腹を壊します。サカザキ菌は馴染みが無いと思いますが、こちらは敗血症などかなり厄介な症状を引き起こします。

ミルク缶は頻繁に口を開け、スプーンを出し入れします。その中でも菌が入ってしまう可能性が非常に高いです。

80度(厳密には70度)でミルクを作ればこれらの菌を殺してしまえるので安全に飲ませることができます。

沸騰させれば良いんでしょ?

昔は栄養素が壊れる可能性があったそうです。今は100度でも栄養素が壊れることは無いそうです…が、全てのメーカーがそうとは限りません。それでも、今は神経質になるような事ではないようです。

ただ、100度はかなり冷めにくいので80度をオススメします。

お湯の温度調整

お湯を沸かす温度を指定できるケトルがあります。200CCくらいであれば直ぐに沸かせます。

有名所のティファールのケトル、我が家はこれを使用しています。これならば100度・95度・90度・85度・80度・70度・60度でお湯を指定できるのでコーヒーを作る際にも重宝しています。

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