最近の妊娠検査薬は精度が99%以上とされています。なぜ99%なのか?そこには数字のマジックが潜んでいるようです。妊娠を「しているか」「してないか」の視点で見ると答えが変わってきます。また、ちょっとした注意事項もあります。
陽性反応が出たら妊娠確定
『陽性反応で赤線が出た』場合は100%妊娠となるようです。陽性反応が出た場合は産婦人科に行きましょう!
陽性反応が出ていればすぐに産婦人科へ行くことをお勧めします。理由は妊婦さんに“不安”が付きまとうからです。産婦人科に行くタイミングとしては前回の月経開始から数えて7週辺りで診てもらえば心音までエコーで確認できます。4週ですと胎嚢は確認できますが、胎児はイクラのような小さな影しか確認できませんでした。母子手帳などの発行は7週以降に産婦人科で心音を確認してからお医者さんから勧められるそうなので、5〜6週で訪れた場合はすぐに再び診察に向かうことになります。
我が家は、不安になるのであれば「さっさと産婦人科で確認してもらおう」ということになり、早めの段階でしたが付き添いながら産婦人科で診てもらいました。2週後に産婦人科で再診してもらう必要が出てきますがお金も2,000円くらいですので、ケチらずこまめに産婦人科に通いたいです。
妊娠検査薬に反応する時期
前回の月経開始から4週(28日)〜のようです。早期に確認するのであれば妊娠予定日になればチェックできるようですが、多少前後すると思うので日を分けて何度かチェックする必要がでてきます。
我が家では妊娠の兆候がかなり初期段階で確認できたのである程度目安になり、早期に発見できました。詳しくは『妊娠1ヶ月:0〜3週』をご参照ください。
なぜ99%と下がっているのか
これは使い方で失敗した場合など『反応が出なかった』場合も含めているからのようです。
陽性反応が出ても安心できないこと
『子宮外妊娠』でも反応が出るため安心できません。
子宮の中に着床するはずの受精卵が、別の場所に着床してしまうトラブルです。最も多いのは卵管の中に着床してしまうケース。サインは妊娠5-6週ころの少量の出血とチクチクする腹部の痛み。
引用:https://kotobank.jp/word/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E5%A4%96%E5%A6%8A%E5%A8%A0-14083
受精した卵子は子宮に降りて着床という工程があります。子宮に降りるはずが、何かしらかの原因で途中や別の場所に着床してしまう場合があります。これは母体に危険が及ぶ可能性があるため、まず産婦人科で着床のチェックを行いましょう。
妊娠検査薬は何をチェックしているか?
ざっくり言うと『妊娠時にしか出ないホルモン』に反応しているようです。受精卵が着床することでhCG(human Chorionic Gonadotropin: ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)と呼ばれるものが分泌され尿から検出できるようになるとのこと。着床自体が前回の月経から数えて4週〜なので早期では妊娠チェックが出来ないことになります。
すべての検査薬がhCGで反応をチェックしているのかはわかりませんので、一応購入の際にはhCG表記を確認したほうがよろしいかと思います。
妊娠検査薬の見方
簡単に言うと『穴2つに赤線が入っていれば妊娠』です。
妊娠検査薬には2つの覗き穴があります。その左側に穴に赤線が出れば“陽性”となり妊娠していることになります。右の穴にも赤線がでますが、これは検査薬の反応が出る時間を計測できるようになっているもので、右穴の赤線がでたら計測完了という具合になります。
妊娠検査薬は5個入りなどAmazonでも販売されているので手軽に妊娠チェックできて便利です。妊活を行っている家庭であれば複数入っているものをお勧めします。我が家では実際に4個ほど使用しました。1回目のチェックで反応が出たのですが、産婦人科で診断してもらう間で「もしかするかも…」と不安になっていたためです。数百円ですしストックがあった方が何かとよろしいかと思います。
実際に我が家で使用した妊娠検査薬を最後にご紹介しておきます。
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