妊娠・出産のよくある質問集

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目次

妊娠について

Q.いつ産婦人科に行くべき?
A.妊娠検査薬で陽性反応が出たらすぐに行きましょう。まずは正常妊娠かどうかの診察が大事です。

Q.妊娠検査薬って正確なの?
A.99%以上の正確さがあります。陽性反応(赤い線が出る)の場合は100%と考えて良いでしょう。使用方法を間違えたり、タイミングが早すぎた場合に陰性反応が出た場合も%に含まれているようです。

Q.妊娠するタイミングっていつ?
A.最終月経が開始して2〜3週間のうちに卵子と精子が受精して着床します。妊娠が発覚するのは一般的に月経が来ないタイミングで気づくことが多いようです。

Q.産婦人科の健診に通う頻度は?
A.妊娠時期で変わってきます。医師から次の診察の予定日を指示されます。一般的に健診する回数は下記回数になります。

時期 回数
2ヶ月(4〜7週) 1〜2週に1回
3〜4ヶ月(8〜15週) 2〜4週に1回
5〜6ヶ月(16〜23週) 4週に1回
7〜9週(24〜35週) 2週に1回
10ヶ月(36〜39週) 1週に1回

Q.赤ちゃんってどれくらいの期間で産まれるの?
A.一般的に280日で産まれるとされています。

Q.出産予定日って正確なの?
A.個人差はありますがほぼ予定通りに産まれます。簡単に目算する場合は、最終月経開始日から-3ヶ月で予定日がわかります。詳細な予定日は7週辺りで心拍が開始されてから胎児がある程度大きくなってから長さを測って割り出されます。

Q.心拍はいつ頃確認できるの?
A.6〜8週辺りで確認できます。

Q.8週でも心拍が確認できない…
A.10週辺りで初めて心拍が確認されることもあります。最終月経開始日からの計測なのか実際の胎児の大きさなのかで異なります。個人差があり、6〜8週で心拍確認できるというのはあくまで目安です。

Q.心拍が確認できたら流産の可能性はなくなる?
A.限りなく低くなりますが0%ではありません。一般的に15%の流産の可能性があると言われているようです。

Q.出血したんだけど…
A.とにかく産婦人科で健診を受けてください。人により多少の出血はありますが自己判断はダメです。

Q.つわりってどんな感じ?
A.ひどい船酔いや二日酔いと同じようなものです。個人差があり全くつわりがない人も稀にいます。妊娠中に分泌されるホルモンが影響していると言われています。

Q.安定期はいつ?
A.5ヶ月の16週を過ぎた辺りから安定期に入ります。

Q.母子手帳を貰えるのはいつくらい?
A.8〜10週くらいで心拍を確認後、出産予定日を割り出せるようになったタイミングでお医者さんから指示があります。

妊娠10ヶ月の全体スケジュールと赤ちゃんの様子も合わせて御覧ください

Q.太り過ぎは良くないって聞いたからダイエットした方が良い?
A.痩せすぎや栄養不足はなお危険です。栄養価が高い食事を心がけ食べすぎないように緩やかに体重を調整しましょう。

Q.胎児の大きさってどれくらい?
A.ゴマくらいのサイズからぐんぐん大きくなっていきます。初めは胎芽(たいが)と呼ばれ、3ヶ月ほどでしっかりとした胎児(たいじ)に成長します。

項目 大きさ 重さ
8週 1~2cm いちご1個
9週 2~3cm
10週 3~4cm
11週 4~5cm
12週 5~6cm キウイ1個
13週 6~7cm
臨月 48~50cm 約25,00〜3,200g

食べ物について

Q.タバコは吸っちゃダメ?
A.絶対にダメです。血管が収縮するので赤ちゃんに栄養が行かず成長しなくなります。壁や服に残った残留物も悪影響を及ぼします。1時間は口から出るそうなので吸っている人に近づくことも避けたいところです。

Q.アルコールは飲んじゃダメ?
A.胎盤を通して赤ちゃんに届きます。発達や発育に影響がありタバコ同様に絶対にやめましょう。ただし、妊娠中は虫歯になりやすいので口に含むだけのマウスウォッシュは活用して大丈夫です。

Q.ノンアルコールは飲んでも良い?
A.ノンアルコールと書かれていても微量にアルコールを含む場合があります。0.00%表記のものであれば問題ありません。

Q.カフェインは摂らないほうが良い?
A.撮り過ぎ注意ですが極端に摂取しなければ大丈夫です。コーヒーであれば1日1〜2杯は問題ありません。ただし緑茶や紅茶などにも含まれるので普段飲んでいる飲料の成分チェックを怠らずに。我が家では麦茶が活躍しています。

Q.ハーブティーは飲んでも大丈夫?
A.ハーブの中には子宮に影響があるものがあります。下記一覧は妊娠中に飲んでも効果的なハーブの種類です。

ハーブ 効果
ネトル 鉄分+
レモンバーム 微量の強壮+、風邪予防+
産後にもオススメ
カモミール リラックス+、睡眠+、暖め+
エキナセア 免疫+
ラズベリーリーフ 子宮筋肉の柔軟+、産後の子宮回復+、母乳+
妊娠後期か〜産後にオススメ
※初期〜中期の使用は控えましょう

Q.アロマを焚いても大丈夫?
A.アロマの中にも子宮に影響があるものがあります。下記一覧は妊婦中にも効果があるとされるものです。
※匂いに敏感になるので気分が悪くなる人もいると思います。
※アロマは換気を良くしてから使ってください。換気するのが正しい使い方です

アロマ 効果
ネロリ 強壮作用+、リラックス+、お肌+
マンダリン リラックス+、むくみ予防+、胃腸+
グレープフルーツ 胃腸+、つわり軽減+、むくみ予防+
カモミール 睡眠+、胃腸+、お肌+、リラックス+
フランキンセンス リラックス+、お肌+
ラベンダー リラックス++、呼吸器+、生殖器+
ローズ リラックス、子宮強壮+、お肌+
クラリセージ リラックス+、分娩+
※初期〜中期の使用は控えましょう
ジャスミン リラックス+、子宮強壮+
※出産前後に活用
※初期〜中期の使用は控えましょう

Q.葉酸って何?
A.必要な栄養分ビタミンBの一種です。胎児の障害関係に関わってきます。詳しくは『葉酸が大切!妊活・妊娠初期から十分な栄養を摂ろう』を参照ください。

Q.糖質オフの食事でも良い?
A.太りすぎないことは重要ですが栄養バランスが偏るのは危険です。色々な物を食べましょう。

Q.貧血気味の場合はどうしたら?
A.鉄分が重要で牛肉・豚肉、赤みの魚などに含まれます。ただし生で食すのは絶対にNG。免疫が下がるので食中毒を起こし大変な事態になります。鉄分はビタミンCが多い食材と組み合わせると吸収率がアップ。大豆・野菜類と動物性タンパク質を組み合わせたレシピがオススメ。レバーは鉄分が豊富ですがビタミンAの摂取上限に達する可能性があるので量に注意しましょう。また、

Q.魚類って水銀が含まれてるから危険なの?
A.撮り過ぎ注意の魚と、まったく問題のない魚がいます。
魚介類は一般に人の健康に有益でEPA、DHA 等の高度不飽和脂肪酸をその他の食品
に比べ多く含みます。また、カルシウムを始めとする各種の微量栄養素の摂取源であ
るなど健康的な食生活にとって不可欠で優れた栄養特性を有しています。
一部の魚に関しては摂取量が厚生労働省で注意されています。

1回約80g 注意が必要な魚
2ヶ月に1回まで
(1週間当たり10g程度)
バンドウイルカ
週に1回まで
(1週間当たり80g程度)
キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチ(メバチマグロ)、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラ
週に2回まで
(1週間当たり160g程度)
キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ
特に注意が必要ない魚 キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオ

基本的にスーパーなどで簡単に購入でき、一般的に家庭で食されるメジャーな『サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオ』は気にせず食して構いません。
寿司などの生食は少量は良いとされていますが、量の判断が難しいところです。回転寿司の場合は一度冷凍されたものを出されるので暴食しなければ大丈夫そうですがマグロは止めておきましょう。

厚生労働省「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」
厚生労働省「これからママになるあなたへ」これからママになるあなたへ

Q.豆乳が好きだけど飲んで大丈夫?
A.豆乳に女性ホルモンに似た物質(大豆イソフラボン)が入っているため極端に摂取するとホルモンバランスを崩し胎児に影響が出るようです。牛乳より低カロリーでたんぱく質、マグネシウム、ビタミンB1・B2、ビタミンEなどの栄養素を含むので一日に2杯程度飲むことはオススメされています。ただし、他の大豆食品も摂取していると上限に達するので食い合わせに注意しましょう。

大豆イソフラボンの一日の摂取上限:約80mg
※調整豆乳1本200gで41mgほどです。

Q.減塩した方がいいの?
A.妊娠初期は神経質にならなくても大丈夫。普段から味の濃いものが好きな人は、徐々に薄味に切り替えていきましょう。塩分の目安は1日に7gです。塩分のとりすぎはむくみや高血圧の原因になります。

Q.冷たいものは食べても良い?
A.食べ過ぎに注意ですが食べること自体に問題はありません。妊娠中期などは便秘・痔になりやすくなるので注意です。つわりが酷い時などはフルーツを凍らせたものなどは栄養摂取にも有効なので有効活用しましょう。

Q.栄養ドリンクやエナジードリンクを飲んでも良い?
A.カフェインが多量に含まれていることが多いので飲まないほうが良いでしょう。

Q.加工品の添加物は赤ちゃんに影響する?
A.神経質にならなくても大丈夫。ただしハムばかりなど極端に加工食品ばかりになるのは栄養が偏るので避けましょう。

Q.インスタント食品を食べても大丈夫?
A.塩分や添加物が多いのでインスタント食品ばかり食べることは避けましょう。たまに食べることは問題なく、つわり中や調理が大変な時に活用するのもあり。ただ、手間を省く意味ではスーパーなどでお惣菜を購入したほうが健康面で良いでしょう。

Q.甘いものや脂っこいものは食べて大丈夫?
A.甘いものや脂っこいものそのものは問題ありません。つわり前後では食べられるものが偏るので食べられる時に何でも食べることは重要です。味覚が戻ってきた際に栄養バランスを考えた食事に戻す努力をしましょう。太りやすいものなので体重増加に注意が必要です。

Q.サプリメントで栄養補給しても大丈夫?
A.栄養が偏りがちなので是非活用したいです。ただし栄養素にはいくつか上限があるものがあります。足りない栄養素を調べて上手く活用しなければなりません。赤ちゃんコーナーなどに妊婦に必要な栄養素をうまく組み合わせたサプリが置いてあることが多いので調べてみましょう。

Q.ビタミン剤は飲んでも大丈夫?
A.水溶性のビタミンBやビタミンCは尿から排出されるので過剰に摂取してしまっても大丈夫です。ただし脂溶性であるビタミンAやビタミンDは過剰摂取しないように気をつける必要がります。とくに妊娠初期にビタミンAを摂りすぎると赤ちゃんの骨に影響が出るようです。

医療について

Q.常用している薬は飲んでも良い?
A.まずは一旦やめて、お医者さんに相談。胎児に影響のない薬を処方してもらいましょう。

Q.市販の薬を飲んで良い?
A.ダメです。中には子宮縮小の効果があるものがあります。漢方も同様に自己判断で飲むのはやめましょう。医師との相談を徹底してください。

Q.湿布は使用しても良い?
A.市販の湿布には妊娠に影響があるものがあります。薬同様に医者に相談しましょう。

Q.アトピー性皮膚炎のステロイド剤は使用しても良い?
A.妊娠中であることを伝えた医師から提供されたものであれば大丈夫です。常用していた物があれば一旦やめて医師に相談してください。

Q.うがい薬は使用して良い?
A.ヨウ素が含まれている場合は使用量に注意が必要。大量の場合は胎児の甲状腺機能に影響がでます。1日に1〜2回程度なら良いとされていますが、医師への相談を忘れずに。

Q.花粉症の薬は飲める?
A.花粉症の方は症状が出る前から薬を飲むことは効果的のようです。ただし市販の薬はやめて、耳鼻科で医師に処方してもらいましょう。

Q.市販の目薬や点鼻薬は使える?
A.一部に使用するものなので胎児への影響は無いようです。ただし、他の薬と同様に医者へ相談して処方されたものを使用しましょう。

Q.虫歯の治療は産後で良い?
A.安定期中に直しておきましょう。妊娠中は虫歯になりやすい時期です。重度の歯周病の場合は早産の原因にもなるようです。めんどくさがらずに歯のケアと治療を行いましょう。

Q.インフルエンザの予防接種は受けられる?
A.ぜひ予防接種を受けてください。妊娠中は免疫低下が影響して大事に至りやすいです。

Q.妊婦健診は行かないとダメ?
A.自身ではわからない病気が潜んでいることがあるので定期的な健診を行いましょう。

妊婦の体重・美容ケア

Q.理想的な体重は?
A.BMI(平均体重)+3kg(羊水や胎児の重さ)を目安にすると良いそうです。つわりの関係で食事が摂りにくく徐々に痩せる方もいるので体重維持の方法は個人差があります。

Q.細身のズボンは大丈夫?
A.お腹を締め付けなければ大丈夫。ただし動きにくいのはNGなので足がよく動かせるものを選びましょう。

Q.靴下を履いたほうが良い?
A.冷え性対策にぜひ履きましょう。5本指のものやレッグウォーマーの使用もオススメできます。

Q.ブラジャーの締め付けは大丈夫?
A.ワイヤー入りのものより、ノンワイヤーやブラトップの方がきつくありません。家にいる時はノーブラで過ごすと乳首と衣服がこすれるので、敏感な皮膚が強くなり授乳時の乳首トラブルの予防になります。

Q.マタニティウェアの着用はいつから?
A.妊娠初期は普通の格好でよいですが、お腹が大きくなり始めたら切り替えましょう。トップスはワンピースやチュニックなど手持ちのもので大丈夫。ズボンはお腹部分が伸縮する専用タイプがオススメされます。

Q.マタニティ用の下着はいつから使用するの?
A.おなかが膨らんできたら締めつけ感の低いマタニティ用の下着に切り替えましょう。5ヶ月以降はマタニティ用下着と合わせて腰痛や冷えを防げる妊婦帯の併用がオススメされています。

Q.パーマやカラーをしても大丈夫?
A.薬剤が胎児に影響することはありませんが、妊娠中は皮膚が敏感になっているので炎症などのトラブルの原因になります。低刺激性のものでできるか美容師と相談してみましょう。

Q.ネイルアートは大丈夫?
A.胎児に影響はありませんが、ツメ先に機器をつけて計測する場合があります。妊娠初期は問題ありませんが中期以降はネイルアートは止めたほうが良いでしょう。

Q.エステは大丈夫?
A.アロマオイルの中には妊婦に良くないものがあります。エステにかかる場合は施術する前に聞いておきましょう。最近はマタニティコースがあるのでそちらを選べば問題ありません。

日常生活について

Q.入浴剤は使用しても良い?
A.赤ちゃんに直接影響はありません。ただ妊娠中はのぼせやすいため転倒など注意が必要です。長風呂に注意し、水分補給をしっかりしましょう。

Q.湯船に使ったほうが良い?
A.身体を暖めるのは非常に有効です。便秘や腰痛にも効果があるり、ストレス解消にもなるのでオススメされます。ただし、のぼせやすいため転倒など注意が必要です。長風呂に注意し、水分補給をしっかりしましょう。

Q.ダンスなどの激しい運動は大丈夫?
A.胎盤が完成する16週辺りまでは激しい運動は控えましょう。それ以降は医師と相談し、母体の状況を見ながら運動を行いましょう。お散歩など身体の負担が少ない運動は体力作りとストレス低減に効果があるので、初期の段階からでも体調と相談しながら定期的に行いましょう。

Q.走っても大丈夫?
A.大丈夫ですが、ふらつきやすいため転倒が脅威です。時間に余裕を持って行動しましょう。

Q.運動しちゃいけないの?
A.転倒など注意してぜひ運動しましょう。メジャーなのは散歩です。出産ギリギリまでウォーキングをすることで安産や出産前後の体力維持に貢献します。
また股関節を柔らかくする柔軟体操は分娩時に楽になるので日頃からほぐしておきましょう。

Q.妊娠中の性行為は大丈夫?
A.ソフトで短時間なら大丈夫です。ただし精液に子宮収縮を促す成分が入っているため、必ずコンドームを使用しましょう。性病など胎児に影響がある病気の感染を回避するためにも重要です。

Q.うつぶせで寝ても大丈夫?
A.胎盤と羊水で守られているので、うつぶせで寝ても赤ちゃんを圧迫する事はありません。ただしお腹が大きくなると物理的に寝づらくなり苦しくなるので仰向けで寝れるようにしていきましょう。うつぶせでお腹が張り感じがした場合はすぐに中止してください。

Q.生活リズムが崩れて夜眠れない。無理やり寝たほうが良い?
A.規則正しい生活が理想ですが、眠れる時に寝るのが一番です。無理に寝ようとせず、ストレスを溜めない努力をしましょう。なお、妊娠後期になると赤ちゃんの授乳のために短時間睡眠に切り替わり夜中に目覚めるようになります。正常な反応です。

Q.アロマを使ってリラックスしても大丈夫?
A.香料の中には子宮収縮を促す成分があるものがあります。パッケージをよく読んで使用しましょう。記載がない、または調べてもわからない場合は使用しないでください。

Q.PM2.5は影響あるの?
A.胎児に影響はないので安心してください。ただし、母体が喘息などを発症することはあります。妊婦は抵抗力が下がっているので、予報をチェックし、窓を閉めたりマスクを装着するなどで対応しましょう。

Q.便秘でいきんでも大丈夫?
A.流産や早産の兆候がなければ大丈夫です。ただし、妊娠中は痔になりやすいので便が通じやすくなるように食事改善や運動・入浴を心がけましょう。

Q.パソコンの電磁波は大丈夫?
A.電磁波による母体や胎児への影響は医学的なデータも特に無いようです。電磁波はあらゆる物が出しているので完全に排除するのは無理です(金属の箱に閉じこもれば排除できます…)。気にしないように。

Q.重いものを持っても大丈夫?
A.腰に負担がかかり腰痛の原因になるので下半身の筋肉を使って上手く持つ工夫が必要です。医師から指導があれば従いましょう。事故になりやすいのでなるべく人にお願いしましょう。

Q.菜園が趣味だけど土いじりは大丈夫?
A.できればやめましょう。土中の動物のフンなどからトキソプラズマ症に感染する危険性があります。園芸店で購入したものは大丈夫のようですが安全第一です。もし土を触った場合は必ずしっかりとした手洗いをしましょう。

Q.ペットのフンは大丈夫?
A.病原菌が多いので極力避け、掃除は旦那さんが行うようにしましょう。特にネコ科はトキソプラズマ症になりやすいです。どうしても掃除する場合は手袋とマスクの着用を。

家事について

Q.殺虫剤や虫よけなどの使用は大丈夫?
A.スプレー式の殺虫剤がお腹の赤ちゃんに届くことはありません。ただし、妊婦さんの免疫低下による肌のトラブルが起こりやすくなっているため肌に塗るタイプの場合は自然素材を使用したものにしましょう。振りまく場合はマスクの着用を。

Q.お風呂掃除などの溶剤は使用して大丈夫?
A.普段どおりに使用して構いませんが、匂いに敏感になっているので気分が悪くなることが。十分な換気を心がけましょう。

お出かけや乗り物について

Q.自転車や車の運転は大丈夫?
A.羊水で守られているため振動などで胎児に影響があることはありません。ただし妊婦は突然の貧血や集中力が低下(急な眠気など)しているので事故に起きやすくなっています。なるべく乗らないようにしましょう。

Q.出産前の海外旅行は大丈夫?
A.胎児の状態で個人差があるので、まずは医師に相談しましょう。もし海外旅行を行う場合はゆっくりできるプランを考えましょう。もし現地でなにかあった場合は医療費が高額になり滞在時間も増えることになります。デメリットを考えた上で旅行を考えましょう。

Q.長時間の乗り物の移動は大丈夫?
A.電車や飛行機はじっとする時間が永く、血栓症を起こす可能性があります。定期的な運動が必要です。また公共の乗り物の場合は冷暖房で体調を崩しやすいのでブランケットなどの準備を忘れずに。

Q.持ち歩いた方が良いものは?
A.「母子健康手帳」と「健康保険証」は必ず持ち歩きましょう。出先で病院のお世話になる可能性があります。特に母子健康手帳は記載されている情報で適切な処置をしてもらえるので必須です。

Q.温泉に入っても大丈夫?
A.温泉の成分が胎児に影響することはありません。ただし、のぼせやすくなっているため足を滑らせて転倒する危険性があります。足元に気をつけて長湯に気をつけましょう。

Q.海に入っても大丈夫?
A.ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツはダメです。海水に浸かる事自体は問題ありませんが冷えすぎないように注意が必要。また皮膚が敏感になっているので紫外線対策も念入りに行いましょう。

Q.コンサートへ行っても良い?
A.ゆっくり聞けるコンサートであれば良いですが、混み合ったライブハウスなどは極力避けましょう。転倒の他に感染症の恐れがあります。施設不足で緊急時に対応が遅れる事が多いので十分なリサーチを行ってから参加しましょう。

Q.テーマパークで遊んでも大丈夫?
A.アトラクションの殆どが妊婦は制限されています。ショーやパレードなどがメインになりがちです。妊婦に適した施設があるとは限らないので暑さ・寒さ対策は万全に。また、転倒しやすくなっているので人混みには注意しましょう。

Q.飛行機の金属チェックなどは大丈夫?
A.大丈夫なようになっています。放射線は日光よりも少ない量です。X線検査も数枚程度なら大丈夫です。

仕事について

Q.満員電車で通勤していますが赤ちゃんは大丈夫?
A.妊娠中は貧血などで立ちくらみなど起こしやすくバランスが取りづらくなっています。なるべく通勤時間を混雑しない時間帯に変更してもらうように相談してみましょう。

Q.勤務時間の相談や欠勤がしづらい
A.「母性健康管理指導事項連絡カード」というものを医師に相談することでもらうことができます。事業主は記載されたことに対して必要な措置を取る義務があります。母子健康手帳に記載がありますし、厚生労働省のホームページから用紙のダウンロードが可能です。仕事より我が子が大事です。

Q.深夜残業など多忙な職場だけど続けても良い?
A.無理は禁物なので、たとえ元気でも残業せず定時帰宅を心がけましょう。仕事より我が子が大事です。

Q.妊娠で仕事先の人に迷惑かけるのが心配
A.人類はこれまで妊婦がいても上手く発展してきました。もしあなたのせいで仕事が停滞するようであれば『その職場が悪い』だけです。まずは相談し、妊婦の特権を活用しましょう。
ただし横暴にならないように、いち社会人としての対応を心がけましょう。

上の子がいる場合

Q.上の子が授乳中、または再び赤ちゃん化しても授乳して良い?
A.昔は妊娠中の授乳は流産の危険性があると言われていたそうですが今はそんな事ありません。授乳を終えていてもママが妊娠すると再び赤ちゃん化して飲みたがる場合は与えてあげましょう。これからお兄ちゃん・お姉ちゃんになるとしてもまだまだ子供なので安心させてあげましょう。

Q.抱っこひもでお腹が圧迫される…
A.抱っこひもは使用しないのが無難です。圧迫されるので血流の乱れや気分が悪くなる原因になります。ベビーカーやパパに抱っこしてもらうなどの工夫を。

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