哺乳瓶の種類が多すぎ!吐き戻し対策に色々使ってみて良かったボトルを紹介

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赤ちゃんが吐き戻しをするのは良くあることですが、あまりにも頻繁に吐き戻しをする場合は親としては心配になりますよね。

僕の長男もよく吐き戻しをする子でした。産院に相談しても特に解決するようなこともなく、大きくなるにつれて吐き戻しは減るくらいしか助言をもらえませんでした。

こんな吐き戻し症状
  • ミルクを与えるとほぼ確実に吐き戻しする
  • 100日を過ぎても吐き戻す
  • ゲップをさせると一緒にミルクが出る
  • ミルクを飲んでいる途中に口からもれる
  • 特に運動をしていないのに静かにでろ〜っと吐く
  • 特に苦しそうではない

長男は上記のような吐き戻しでした。日に10回以上吐き戻しをするためスタイやスリーパーの洗濯が追いつかないことも…。可愛い服を残しておきたい気持ちがあったのですが吐き戻しで全滅です。

本人は特に苦しそうにしていないのは幸いでしたが、吐き戻しの量が多いので栄養が足りているか不安でした。成長曲線も下ギリギリだったので何とかせねばと色々と対策を試してみます。

哺乳瓶を変えたら吐き戻しがマシになった!

いろいろ試して出た答えが「飲みすすめる量が合っていない」ということです。

哺乳瓶の乳首は色々と種類があります。形そのものが違うのはもちろん穴のサイズや形も違います。どこにでも売っているような哺乳瓶はTHE標準という感じの飲み心地で、赤ちゃんによっては出過ぎることもあるようです。
喉が細かったり、飲み込むリズムが遅い子は出過ぎる哺乳瓶を使うと無理して飲んでしまって吐き戻しが多くなるのかもしれません。

目次

吐き戻し対策に1番効果があった哺乳瓶
「ドクターベッタ」

ベッタはこんな赤ちゃんにピッタリ

  • 飲み込むのが遅くて口からミルクが溢れる
  • おっぱいを飲むのが下手
  • 口が小さい
ベッタの特徴
  • 乳首と根本が細い
  • ボトルが湾曲なので最後まで傾けないで飲ませられる
  • 飲むのに吸引力がいるので鍛えることができる

ベッタの見た目はバナナ!

ベッタはそもそもミルクが出にくい哺乳瓶になります。そのためガブガブ飲めないので壊れない限りはちょっとずつ飲まさせることがでいます。

吸引力がないと上手く飲めないのですが、始めは上手く行かなくても鍛えられて徐々に飲めるようになっていきます。

ベッタにしてからはゆっくり&飲みやすい角度でミルクを与えることができるので、吐き戻しが明らかに減りました。有名だと思うのですが、近場のベビーショップで見かけたことはありません。もちろんスーパーやドラッグストアには置いてません。たまたま小さな子ども用の雑貨屋さんに置いていたので試してみたのですが大当たりでした。

使用感

  • S型になっており赤ちゃんの口に入れるとボトルが立つようになっているので、最後まで赤ちゃんを縦抱きのままで飲ませられる
  • 乳首が基本的に飲みにくい設定になっている。試した哺乳瓶の中では最強クラスに出にくい。特に噛まないと飲めない乳首は初め10分かけても10cc飲めなかった
  • 乳首の根本が小さいので赤ちゃんがカップリとしっかりくわえられる

ミルクを飲ませるときの姿勢の問題がまず解決します。それに付け加えて異常な飲みにくさなので、まず口から溢れることは無いでしょう。

ゆっくり飲めるようになるので必然的に吐き戻ししにくくなります。そして乳首の根本が細いので深く咥えやすいため空気を飲み込みにくいです。

ドクターベッタのデメリット

  • 通販でしか手に入れられない人が多いかも
  • 乳首のタイプが数種類あってどれが最適か探す必要がある
  • 微妙にお高い
  • 乳首の根本が細いので賛否ありそう(うちは逆に良かったです)
  • ccがちょっとわかりにくい
  • 細いので量が作れない(240ccもありますがうちのレンジ除菌のボックスに入らないかも…)

ネックなのは値段かもしれません。乳首の種類も豊富なので色々試す場合はそこそこお金が必要になります。

うちで使っているドクターベッタの乳首

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ベッタ (Betta)
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種類説明
丸穴タイプ普通タイプのちくびです
クロス穴タイプ出にくいタイプのちくびです
ブレイン噛まないと出ないタイプのちくびです
丸穴/クロスがあります
クロスタイプのブレインが最も出にくいです

2種類の乳首(+ブレイン)を状況に合わせて変えています。ボトルはローテーションのために2本使っています。
ブレインはオッパイの飲み方が下手だった初期に練習として使っていました。3ヶ月過ぎた今でも寝ない時に疲れさせるために使うこともあります。

大まかな哺乳瓶の分類

大まかに哺乳瓶のタイプを見ると3タイプに分けられるのかなと思います。
ひとつはピジョンなどよくある大きなボトル。次に細型。そして最後にS型です。材質はプラだったりガラスだったりします。
材質は冷ましやすさに違いが出てきます。基本的にガラスタイプは冷ましやすいです。薄いプラタイプも同様に冷ましやすくなっています。分厚いプラは冷ましにくいというか、中のミルクの温度が手で触ってもわからないので、熱さの判断に慣れないうちはオススメしません。

哺乳瓶の選び方

ボトルのサイズや素材は二の次に考えてみてください。
重要なのは「赤ちゃんが飲む速度に最適な乳首なのか」です。
ガブガブ飲める赤ちゃんならどこでも買える哺乳瓶でOKだと思います。

もし飲んでる途中で吹きこぼれる、吐き戻ししやすい赤ちゃんなら「めちゃくちゃゆっくりしか飲めない哺乳瓶」を選ぶと良いと思います。

いきなり赤ちゃんに最適な哺乳瓶を選ぶのは困難ですので、まずは哺乳瓶の消毒セットについてくる哺乳瓶や産婦人科で使っていた哺乳瓶を標準と考えてミルクの出を調整してみてください。
哺乳瓶が無駄に感じるかもしれませんが、哺乳瓶の予備は重要です。メイン哺乳瓶の除菌の時間がなかった時など緊急時や、お出かけ用に使えます。うちは7本ほどの哺乳瓶を状況に合わせて使っています。
今は飲む量が増えてきたので初めに入手した飲みやすい哺乳瓶を多用し始めています。

哺乳瓶選びは付ける乳首が重要

乳首によってミルクの出の良さが違います。丸穴、クロス穴、そして噛まないと出ないタイプ。これは赤ちゃんの飲む力に合わせて最適なものを探します。後述していますが、飲むのが下手だったりワザと疲れさせたい時は出にくいものを付けてあげると便利です。

注意する点は「出にくい」と表記されている乳首でもめちゃくちゃミルクが出る乳首があります。そのメーカーの中では出にくいのでしょうが全体でみると全然出やすいものがあります。

乳首は同じメーカーであれば使い回しできるものが多いです。メーカーが変わっても乳首を固定するリングが同じサイズなら流用できる可能性があります。

赤ちゃんは吐き戻ししやすい

赤ちゃんの体格や飲む力で吐き戻しの頻度は変わると思います。長男の場合はゲップをさせると必ず吐き戻しをし、縦抱きでしばらく時間を置いてからも吐き戻します。

吐き戻しをなぜするか?

その原因は胃と食道がほぼ直通で蓋をしていない状態だからです。赤ちゃんはミルクを飲みながら呼吸ができるように肺と食道がつながっています(厳密には違うと思いますがなんとなく想像できると思います)。ミルクをスルスル飲める状態になっているので簡単に吐き出されてしまいます。吐いているというより出てしまうといったほうが良いかもしれません。
特にウチの子は元気が良い&身体をガチガチに力を込める体質だったので吐き戻ししやすいようです。

最後に

よくある哺乳瓶ばかり使っていた方ならドクターベッタは軽く感動するくらい性能の良い哺乳瓶です。乳首付きで1本買うだけならそれほど高くないので試しに買ってみてはいかがでしょう。

ちなみにドクターベッタを使ってても吐き戻しが100%改善されることはありませんでした。以前より回数が減りはしたものの、やはり吐き戻します。もう吐き戻ししやすい体質なんだと思います。
こまめにゲップさせ、飲ませた後は縦抱きで安静にするだけでもかなり改善はされるのですが、元気よく飛び跳ねるのでバンバン吐きます。ちょっと離れて戻ってくるとニコっと笑って嬉ゲロすることも。
最近は自在にゲロってるのでは…と勘ぐっています。

哺乳瓶とミルクの与え方で吐き戻しはいくらか改善されます。しかし一番大切なのは吐き戻しても心配しすぎないことじゃないかなと思います。うちも吐き戻しが多くて心配しましたが、知人に聞いてもよく吐くものだと聞きますし、何より日々の体重はちゃんと増えていたのでだんだん気にしなくなりました。もちろん吐き方次第(噴水のように吐くなど)では病院に行ったほうが良いこともあるので注意はしています。

ちなみに次男は一切吐き戻ししませんでした!
もちもち系男子です。
長男はめっちゃスリムです(ガリではない)

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